スズメが嬉しい時の特徴は?鳴き声や仕草のアピール時期を解説!

鳥類

スズメが嬉しい時はある特徴が見られると言われています。

一体どんな特徴があるのでしょうか?

今回の記事では、スズメが嬉しい時に見られる特徴を調査していきます。

スズメの鳴き声や仕草のアピール時期についても解説していきますね。

スズメが嬉しい時の特徴が分かれば、スズメの気持ちが分かって観察が楽しくなるかもしれませんね!

ぜひ最後までご覧ください。

スズメが嬉しい時の特徴は?

スズメが嬉しい時の特徴は、独自の鳴き声と羽の動きです。

それぞれの特徴を詳しく解説していきます。

スズメが嬉しい時に出す声

スズメが嬉しい時には、比較的高音でチュンチュンと連発して鳴くことがあります。

スズメも含めて鳥は一般的に、2種類の声を持っていると言われています。

1つが、地鳴き(じなき)と呼ばれる声です。

地鳴きはチュンとかチュッのように、比較的短い単音の声です。

地鳴きは、相槌や簡単な挨拶程度の会話のようなコミュニケーションの声です。

一方で、囀り(さえずり)と呼ばれる声があります。

こちらは、チュンチュンチュンチュン・・・と比較的長いフレーズの声です。

囀りは、求愛行動の一種とも考えられています。

縄張りを主張したり、オスがメスに対して「僕と結婚してください」というプロポーズの意味があります。

囀りは普段鳴く地鳴きの声に比べて、メロディアスでレパートリーが豊富なことが特徴です。

スズメが嬉しい時に出す声も、囀りの鳴き方になると考えられます。

スズメが羽をバタバタさせる動き

スズメが嬉しい時は、鳴き声だけではなく羽の動きにも見られます。

スズメのメスは繁殖期にお気に入りのオスが見つかると、羽をバタバタさせるという動きを見せます。

これはメスがオスに対してアピールをしている証拠です。

このアピール方法は「私にエサをちょうだい!」と甘えている様子の仕草です。

そうするとオスは、エサを運んできてメスにプレゼントします。

2羽のスズメがいて1羽が仕切りに羽をバタバタしているスズメがいたら、恋人同志のスズメかもしれませんね。

スズメと同じ仲間であるシジュウカラという野鳥で、羽をバタバタさせる行動を何度か観察したことがあります。

羽をバタバタさせていたのはメスで、その後エサを運んできたのはオスでした。

このように甘える時は羽をバタバタさせていたら、嬉しい時の行動だと考えられます。

スズメがアピールする時期は春!

スズメが嬉しい時の様子が見られるのは、1年の中でも春に最もよく見られます。

その理由は、鳥は春から夏が繁殖期だからです。

鳥達の恋の季節ですね。

気分的にはもうそれは最高に張り切っている状態=嬉しい時=春なんですね。

声にしても仕草でアピールするにしても、スズメ同士はライバルも多いです。

ライバル達に負けないように歌ったり、仕草で猛アピールする必要があります。

鳥の世界では繁殖期にカップルになる場合、メスがオスを選ぶ傾向が多いです。

春に鳥の「囀り」がよく聞こえますが、基本的にはオスのみが鳴いています。

まとまったフレーズの鳴き方をすることで、メスに自慢の歌声をアピールするのです。

普段の「チュン」とは違う「ちゅンチュンチュン・・・」という囀りの声を聞くのであれば、

春に注目してみてくださいね!

スズメの鳴き声のその他の意味

スズメは警戒している時にも独自の鳴き方をすることがあります。

「ジュジュジュ」という少し強めの音を発します。

スズメの天敵である猫やカラス、小型の猛禽類などが近くにいる場合などによく聞かれます。

スズメは集団生活を好む鳥なので、仲間同士が声を掛け合うこともしばしば。

1羽よりも複数の目があることで、より早く点滴を見つけ身を守ことができます。

地鳴きの「チュン」には相槌や挨拶の他に、ここの餌があるよ!と周りに教えることがあります。

ここに集まって!と呼びかけて集合を促す意味もあるようです。

スズメの鳴き方は多彩に富んでいます。

スズメの仲間のシジュウカラは、100語以上の言葉を持っているという研究結果もあります。

鳥の鳴き声もとても奥深いのですね!

まとめ

今回は「スズメが嬉しい時の特徴は?鳴き声や仕草のアピール方法を解説!」と題して、スズメが嬉しい時に出す鳴き方や仕草についてご紹介してきました。

スズメが嬉しい時は、普段の声よりも比較的高音で長めのフレーズになること、羽をバタバタさせる独特な動きをすることが特徴としてありました。

スズメのな鳴き方にもさまざまな意味がありましたね。

この記事を参考に、身近にいるスズメの観察を楽しんでみてくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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